’13.05なmoca ~緊急入院3~

1410月 - による admin - 0 - moca

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’13.05なmoca ~緊急入院2~からの続き。。

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これはなんぞ?と調べると製品情報が出てきた:

1日1回の簡単投与。幅広い細菌に優れた殺菌力を発揮する、国内初の犬・猫用ニューキノロン系抗菌剤です。(「バイトリル®錠|Life with Pet バイエル薬品株式会社 動物用薬品事業部」より引用)

んで、抗菌薬なんだろうなーと思って調べると:

合成抗菌薬の系列の一つである。DNAジャイレースを阻害することにより、殺菌的に作用する薬剤である。キノロン系をもとに人工的に合成・発展させたもの(「ニューキノロン – Wikipedia」より引用)

ということなんで、最近ありがちなアレってことらしい。ついでに

結核菌に効果があるため、軽はずみに処方すると診断が遅れる。(「ニューキノロン – Wikipedia」より引用)

ということだ。犬って結核にかかるんだろうか。最近は耐性菌を調べていたところだ。菌は薬剤耐性菌を作ることでその薬から逃げる。そんな繰り返しで、最近ではそれを見越して三剤を一気に投与するような方法で直すとか(人間の場合ね。犬猫は知らん)。そしたら今度は多剤耐性菌が出てくるとか。

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それより、「動物医薬品検査所/エンロフロキサシン」のデータ。

バイトリル2.5%注射液を7歳に皮膚炎のために皮下注射(0.9mL)したところアナフィラキシー症状で死亡。

バイトリル2.5%注射液を猫4歳に膀胱炎のために皮下注射(0.2mL/kg)したところ30分後呼吸停止したため、酸素吸入、救急処置したが死亡。

同、猫8歳に膀胱炎のために頚部皮下に混合注射(0.5mL)したところ硬直、眼球突出、瞳孔散大したため、プレゾニドロン注射、ジアゼパム注射、気道確保したが死亡。ただし、コントラミン注併用、承認外使用。

(NSAIDsとの併用はアレってことでプレゾニドロン(ステロイド系)なんだろうけど、なんで投与したんだろ。ジアゼパムだけじゃダメなんすかね。ついでにコントラミン使ったのはなんでかな。膀胱炎でもともと出血してたとか?ま、素人がわかるわけねーわな。「動物医薬品検査所/トラネキサム酸」にも載ってるわ)

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ハムスター3歳に骨折のために経口(75μg)とかハムスター2歳に肝膿瘍のために腹腔内に・・というのもあった。錠剤を75μgにするのは難しくないんだろうかと思ったり腹腔内にどのようにして投薬したのか気になる。

動物薬として多用されているフルオロキノロン系抗菌薬。犬、猫をはじめ、ウサギ、げっ歯類などにも比較的安全に投与できるため、多く使用されている。(「エンロフロキサシン – ペットのお薬ノート」より引用)

製薬会社の言うように、主に尿路感染症のために使われるほか、幅広い抗菌を期待して投与されるようだ。それより、同じ薬についてでもヒトの場合は厚労省で、それ以外は農水省らしい。家伝法などの絡みなのだろうか。お役所~。まぁ歴史的なアレもね・・わからんでもないが。

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回復っ!

んー。専門家(つーか獣医師)ってすげーね。プロってのはサクっと直しちまうからすごいもんだ。

俺も何かの専門家。やっぱ素人さんからは同じように思われるようで、リアルに神あつかいされたときはどうしたものかと思ったけど(´・ω・`)その人には後光が見えてたのかも知れんw俺にも知らんことやできないことは腐るほどあるってば。言っても信じてくれなかったが。まー一般の人からくる質問ならまずまちがいなく全問解答できるが。

ブラック・ジャック「これで治療しているつもりなのか?」ってのがいくつか出てくるけど、獣医師もあるいは、どの分野でも同じかも知れんが、そういうヤツはいる。まこと困ったことに、そういうヤツのほうが立ち回りがうまかったりするんだなーこれが。

ナニクソとは思うが、せめて自分が本物のであればいいかーと思っとく。一番頭来たのが地元でプロを名乗りながら素人以下っつーやつが先生先生言われてたのがあったなーorzあーでも思い出せばんなやつばっかだなー。だったら助けを求めてくんなよ。

まぁ、それに比例した責任を伴うわけだが。ついでに詳しい人ほど愚かなものもない。餅は餅屋。

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