ファミコン改造 -本体の分解-

ファミリーコンピュータ

突然ファミリーコンピュータ(俗称:ファミコン)が持ち込まれた。

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実際には前もってメッセンジャーで依頼があったんだけど、当初やる気は全くなかった。”いま、ファミコンをどうこうしよう”というのがしっくり来なかったから。性格を知ってか、すかさず図面や参考サイトが矢のごとく次々届き、根負けした感じ。

自分で設計をすることはできないけれど、ハンダゴテを使った作業(コンデンサの交換くらいね)はやるから、きっとできるだろうと予想したのかもしれない。図面見たらなんとなーくできそうな気もしたのでやってみることにした。本業とはちぃと違うんですが…。ということで、ぶっ壊れても責任取らんぞーという条件のもとやってみる。

ちょっと寄り道

なぜ改造が必要かというと、地デジ化の影響が1つ、RFスイッチが無いというのが1つ、キャプチャやニコニコな実況をしたいというのがあるらしい。キャプチャや実況はライセンス的にダメ(と言う判例が出ていた気がする)っぽいが・・。

ファミリーコンピュータはRFスイッチ(という名前だったんだねアレ。)というものを通して、アンテナ・ケーブルにファミリーコンピュータの信号を載せてからテレビのアンテナ入力に渡している。そうすることで、テレビの2ch もしくは1ch でゲームを楽しむことができるというものだ。

ところが、経年と共に本体は入手できてもRFスイッチが入手困難だったり、アナログのアンテナ入力に対応していなかったりだから、RCA などの出力が必要になるといった具合。

スーパーファミコンなら出力ケーブルをRCA のものを選べばよく、ニューファミコンでも可能らしいが、ファミリーコンピュータにはそれらがないために改造が必要になる。発売から数十年経っても人々を魅了するゲーム機は素晴らしい。

本体の分解

分解は至極単純で、プラスドライバーを使って数箇所のネジを外すだけ。

調べて行ってわかったのは、前期型と後期型という2種類があるとされること。今回持ち込まれたのは前期型だった(ちなみに自分のファミリーコンピュータも前期型だった)。ということで、特記のない限り今後は前期型について記載していく。

電源LEDの取り付け

それでは早速「電源LEDの取り付け」をやってみることにする。

続く

参考文献

参考文献1

  • {HIRO}’s Website!! – fc_av2
  • {HIRO}’s Website!! – fc_av
  • Monthly FAMICOMANIA ファミコン大特集!

参考文献2

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